「海とさかな」自由研究・作品コンクールを42年間支えている、株式会社ニッスイを全5回の連載で紹介します!

朝日小学生新聞掲載(2024年3月2日)

きみたちが大人になったとき、海や海の生き物たちはどうなっているだろう。海の恵みに支えられて事業を営むニッスイは、豊かな海を守る活動に力を入れています。最終回となる今回は、ニッスイの取り組みの一部を紹介します!

日森や川を守り、豊かな海を守る

 森に降り注ぐ雨は湧き水となって地中の栄養分を運び、川を通じて海に流れ込みます。こうした栄養分によって海にすむ魚などの生きものが豊かに育つのです。
 つまり森や川を守ることは、海を守ることにもなります。ニッスイでは森、川、海のつながりの大切さを理解して実践する場として、鳥取県船上山にある森林「おさかなをはぐくむ湧水と海を守る森」や兵庫県姫路市内にある森林「ニッスイの森」にて保全活動を行っています。

手の届くところから、環境を考える

地上にポイ捨てされたごみは雨や風によって川に流れ、海に行き着くことがあります。中でもプラスチックごみは「マイクロプラスチック」という小さな破片となって魚などの体内に入り悪影響をおよぼすことが大きな問題に。ニッスイでは2010年より、一人ひとりができることを考えるために、事業所周辺の清掃活動を行う「クリーンアップ作戦」を続けてきました。

「みらいの海」を、きみたちとともに 

 ニッスイの商品パッケージに表示している独自のエコマーク「みらいの海へ」。プラスチックの使用量をできる限り減らした商品や、植物由来インキを外装に使用した商品など、容器包装について環境配慮の取り組みを行った商品に表示しています。環境に配慮した商品を選びやすくして、お客さまと一緒に環境を守っていく取り組みの一つです。スーパーやコンビニでぜひ探してみてくださいね。

これからもニッスイは、持続可能な未来につなげる新しい“食”をお届けできるように取り組んでいきます。ニッスイの新たなチャレンジはウェブサイトでも発信します。ぜひ家族の皆さんと一緒にチェックしてくださいね!